【ヨハネスブルク2023年8月21日PR Newswire＝共同通信JBN】第6回BRICS Media Forum（新興5カ國（BRICS）メディアフォーラム）が19日、南アフリカのヨハネスブルクで開幕し、発展途上國の聲を強化するよう呼びかけました。

約30カ國、100の報道機関やシンクタンク、國際機関代表200人ほどが「BRICS and Africa: Strengthening Media Dialogue for a Shared and Unbiased Future（BRICSとアフリカ：公平な未來を共有するメディア対話促進）」をテーマに討議しました。

フォーラムの開會式で、BRICS Media Forum実行委員長の傅華（Fu Hua）氏は、BRICS諸國の報道機関がこの時代に重要な責任を擔い、協力の広大な余地を享受している、と話しました。

新華社社長でもある傅華氏はまた、BRICSメディア內の質の高い協力関係発展を推進するとして、人類共通の価値観の促進、より公正で公平な國際秩序構築の共同前進、新時代のBRICSストーリーのナレーション向上、文化交流の共同促進、文明間の相互學習を提案しました。

アフリカ民族會議（ANC）全國執行委員會メンバーのDakota Legoete氏はフォーラム開會にあたって発言し、「2015年に立ち上げられてから、BRICS Media ForumはBRICS諸國の聲を強化する重要なプラットフォームになっている」と述べました。

ロシア?タス通信のAndrey Kondrashov総局長は、フォーラムが近年、參加諸國のメディア協力を協議する特徴的でアイコニックなプラットフォームになっていると話しました。また、偽情報への対抗や途上國利益の擁護で、BRICSメディアが連攜するよう要請しました。

ブラジル金融?農業情報プロバイダー、CMA Groupのトップ、Jose Juan Sanchez氏は、信頼できる公平なニュース情報の必要性を強調し、「BRICSメディア間のコミュニケーションは極めて重要であり、參加各國は経済、環境、社會分野で持続的発展を探求しなければなりません」と述べました。

BRICSメディアフォーラムは、平和と協力を主目的に維持しながら、參加諸國の対外発信拡大に大きく寄與している、と語るのはBrazil Communication CompanyのHelio Doyle社長です。

Independent Media of South AfricaのIqbal Surve會長は、BRICS諸國の多様な文化は世界規模の話し合いを豊かにし、BRICSメディアは包摂的、協力的で公正な新世界秩序を提唱していると述べました。

フォーラムは途上國が直面する課題に光を當て、彼らに自身の視點や願望を表現するプラットフォームを提供している、とSurve氏は指摘しました。

ソース：Xinhua News Agency