【ヒューストン2022年2月11日PR Newswire＝共同通信JBN】

＊Laura Hines-Pierce氏が父のJeff Hines氏とともに共同指導者に

世界的な不動産企業のHinesは11日、Laura Hines-Pierce氏が同日付で同社の共同最高経営責任者（CEO）に昇格したと発表した。Laura Hines-Pierce氏は2020年以來、CEO室でHinesのシニアマネジングディレクターを務めており、以前は同社のトランスフォーメーション責任者を務めた。

HinesのJeff Hines會長兼共同CEOは「Laura （Hines-Pierce氏）は當社に極めて大きな革新をもたらし、効率の推進や當社の投資家や顧客への価値の創造を手助けしてきた。彼女を共同CEOとして迎えるのは光栄なことだ。不動産業界が大規模な転換期にある中でHinesを率いるには、戦略的な思考、ビジョン、共感できる指導力が必要であり、これらはLauraが実証している資質である。品質とサービス、誠実さを共に最優先するという私の父の遺産を一緒に継続していくことが楽しみだ」と語った。

HinesのLaura Hines-Pierce共同CEOは「共同CEOとなり、Hines全社で経験している勢いを継続することを誇りに思う。父は過去30年にわたり當社の世界規模の拡大と成長を推進する役割を果たしてきた。當社にとってこうした極めて重要な時期に彼と手を組むことができて喜んでいる。不動産分野における革新のペースはようやく他の業界に追いつきつつある。私はこれまで常にそうであったように、今後も引き続き、Hinesをこうした変革の最前線に位置付けていく」と語った。

直近ではLaura （Hines-Pierce）氏は2020年にCEO室に加わり、投資運用プラットフォームの構築を手助けした。このプラットフォームは米國とアジアの各地で3つの主力ファンドを立ち上げ、現在の総投資能力は108億ドルの資産の購買能力に相當する48億ドルに達している。同氏はまた、イノベーションをすべての事業分野に統合し、同社のESG（環境?社會?ガバナンス）取り組みを一段と明確にした。

Laura氏はこれに先立ち、同社のトランスフォーメーション責任者を務め、投資運用の共同責任者やグローバル最高投資責任者、資本市場のCEOらと協力して投資戦略と買収計畫を練り上げた。また、シカゴの100萬平方フィートに上る開発案件であるRiver Pointのプロジェクトマネジャーを務めたほか、同社が多様性と包摂性を重視するための推進役となったOneHines Women's Networkを構築したグラスルーツチームにも參加した。Hines入社前にはニューヨークのSotheby'sに勤務した。デューク大學で経済學?美術史學士號（BA）、ハーバード大學で経営學修士號（MBA）を取得した。

Hinesは、Laurae氏の2人の兄弟Adam Hines氏とMatthew Hines氏が將來、Jeff Hines氏の裁量によりCEO室でLaura氏とJeff氏に加わるとの期待を込め、同社の継承プランを引き続き進めていく。Adam氏は現在、同社の資本市場部門に勤務し、Matthew氏は同社の西部地區の開発チームに屬している。

▽Hinesについて

Hinesは1957年創業の株式非公開の世界的な不動産投資會社で、27カ國の255都市で事業を展開している。Hinesは総額約836億ドルの投資運用資産を管理している（注1）。このほかHinesは、計1億3830萬平方フィートに上る367を上回る物件に対し、第三者物件レベルサービスを提供している。Hinesはこれまでに計4億9200萬平方フィート超に上る約1486の物件を開発、再開発、または買収した。同社は現在、世界各地で171を上回る開発中の物件を抱えている。Hinesは、リスク領域やあらゆるタイプの物件への投資に関する広範な経験とESG（環境?社會?ガバナンス）への根本的な取り組みにより、世界で最大かつ最も評価の高い不動産組織の1つとなっている。詳細はウェブサイトを參照。

（注1）2021年6月30日現在、世界のHines組織およびRIA AUMを含む。

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