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2019年3月1日
楽天メディカルジャパン株式會社
光免疫療法に関する獨占的ライセンスのもと、がん細胞に対し選択性に優れたがん治療法の開発を進める楽天アスピリアン社(本社:アメリカ カリフォルニア州 サンマテオ、會長兼最高経営責任者: 三木谷 浩史)は、本日「楽天メディカル社」に社名を変更いたしました。がん治療の革新に向け、研究開発から世界中の患者さんの元に治療法を屆けるまで責任を持つ、一気通貫した総合的なバイオテクノロジー企業を目指します。
三木谷 浩史は、変更理由について次のように述べました。「私たちは、一日でも早く、そして一人でも多くの患者さんに、この治療法を屆けることを目指しています。今回の社名変更では、グローバルブランドである楽天の名前を冠し、楽天メディカル社も醫薬品そして醫療機器分野において世界一となる決意を込めました。社名が変わっても、『ガン克服。生きる。』という私たちのミッションは変わりません。革新的ながん治療法を開発していくことで、がんの克服を実現させるための必要な體制を整え、これまで以上に一致団結した強い組織となっていきます。」
本変更に伴い、楽天アスピリアンジャパン株式會社は、楽天メディカルジャパン株式會社となります。
より詳しい情報は、をご覧ください。
楽天メディカル社について
楽天メディカル社(本社:アメリカ カリフォルニア州 サンマテオ)は、獨占的ライセンスを有する後期開発段階にある光免疫療法(PIT)プラットフォームをもとにした、がん細胞に対し選択性に優れた治療法を開発している民間出資のバイオテクノロジー企業です。私たちは、がんを克服するというミッションのため、治療法の研究開発から世界中のがん患者さんへ屆けるまでを一貫して実現することを目指しています。
光免疫療法(PIT)について
2013年以來、楽天メディカル社は、光免疫療法プラットフォームを用いた新しいがん治療法を開発してきました。光免疫療法は、抗體によりがん細胞を選択的に標的化し、レーザーによってがん細胞のみを速やかに壊死させる治療法です。これは、生物學と物理學の雙方のメカニズムを組み合わせた革新的な方法です。光免疫療法による治療は、がん細胞のみ正確かつ迅速に壊死させる一方で、正常組織にはわずかな影響しか及ぼしません。楽天メディカル社は、単獨療法および他の薬剤との併用療法の臨床試験を行い、製品化を目指します。
ASP-1929光免疫療法について
セツキシマブと IRDye 700DX® の複合體であるASP-1929は、頭頸部がん、食道がん、肺がん、結腸がん、すい臓がんなど様々な種類の固形がんに発現するがん抗原、上皮成長因子受容體(EGFR)を標的とします。ASP-1929は、がん細胞と結合後、獨占的ライセンスをもつレーザー機と光ファイバーにより照射された赤色光により、局所的に活性化されます。この治療法は、周囲の正常な組織ではなく、がん細胞のみを標的としています。ASP-1929は、頭頸部がんの治療法として米國食品醫薬品局(FDA)からファストトラック指定を受けました。
頭頸部扁平上皮癌患者を対象とする第1/2相臨床試験の中間解析では、全奏効率に臨床的に有意な改善が見られ、現在の標準治療の治療成績と比較して、ASP-1929光免疫療法での無増悪生存期間と全生存期間の改善が示唆されました。本試験の主要な結果は、2019年第1四半期に発表される予定です。
フォワード?ルッキング?ステートメント(將來予想に関する記述)
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米國民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)セーフ?ハーバー條項にある將來の見通しに関する聲明に相當します。同聲明は、様々なリスクや不確定要素、仮定を含むため、楽天メディカル社の事業計畫および結果は、本聲明で想定された結果や公開された予想と異なる場合があります。「將來の見通し」に関する聲明では、ASP-1929のような當社製品に関連するサービスの商業化、その他の規制、販売承認の取り組みに関する情報を含みます。製品の販売承認や商業的成功は、達成されない場合もあります。將來の見通しに関する表明は、潛在的な利益、ASP-1929の有効性と安全性、薬事申請狀況を示します。このような聲明では、「予期する」、「信じる」、「希望する」、「推定する」、「見通す」、「期待する」、「意図する」、「可能性のある」、「場合がある」、「提案する」、「計畫する」、「戦略を立てる」、「するであろう」、「する」などの表現が使われ、いずれも現在の當社の信念に基づいて用いられます。さらに、このプレスリリースでは治験データに関する意見を述べる上で、「重要な」、「注目すべき」、「異常な」というような表現が使用されます。継続的である治験研究は、様々なリスクや不確定要素を含み、特にASP-1929製造段階での問題、安全性に関わる有害事象の発生、治療効果が見込めない狀況など、合理的なもの、不合理的なものを含め様々なリスク、不確定要素に左右されることがあります。そのため、規制當局による承認やASP-1929の商業化の不確定要素を含め、実際の結果が公開された情報と異なる場合があります。當社は、準拠法で義務付けられた範囲を除き、新しい情報が得られたかどうか、將來何らかの展開または出來事が生じたかどうか、仮定に変化が見られたかどうか、將來予想に関する記述に影響する要因に変化があったかどうか、もしくはその他の理由の如何によらず、將來予想に関する本記述あるいは、他の記述を公式に改定する義務を負いません。當社が1つ以上の將來予想に関する記述を改定する場合も、その改定が、あるいはその他の將來予想に関する記述が、さらに改定されると推論すべきではありません。
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