【寧波(中國)2018年6月5日PR Newswire=共同通信JBN】中國東部浙江省の沿岸都市であり、取扱貨物トン數が世界最大の港を持つ寧波は、第4回中國?中東歐諸國投資貿易博覧會(China-CEEC Investment and Trade Expo:China-CEEC Expo)を6月8-11日に開催する。博覧會がさらに中國と中東歐(CEE)諸國の協力と貿易関係を一層強化することが期待される。
2012年の「16プラス1協力」(16+1 cooperation)の枠組みの設立以來、中國とCEE諸國との貿易関係は強まっている。この枠組みは、中國と潛在的に収益性が高いCEE市場との間の経済活動および貿易を拡大する目的で開始された。
リュウ?チャンチュン寧波市副市長は6月1日に北京で開かれた記者會見で「2017年11月のBudapest Guidelines for Cooperation between China and Central and Eastern European Countries(中國?中東歐諸國間の協力のためのブダペスト?ガイドライン)に定められているように、寧波が博覧會の開催都市に選出されるのは4度目である」と述べた。さらにガイドラインは「16プラス1」の枠組みの下で寧波にデモンストレーション?ゾーンを設立することを提案した。
寧波はかつて古代の海のシルクロードにおいて重要な港であり、昔から続く中國の対外貿易の重要な中心地である。近年、寧波は再び極めて重要な港となっている。2017年、寧波と他國間の対外貿易高は3年連続で1000萬ドルを超え、寧波への海外からの投資額は500億ドルを上回った。寧波-舟山港は昨年、年間貨物取扱量が10億トンに上った世界最初の港になった。
寧波は中國の「一帯一路構想」の極めて重要な地域であるCEE諸國との交流と協力に重要性を付與し続けている。2017年、寧波と中東歐16カ國との対外貿易高は29億2000萬ドルに達し、中國と中東歐諸國との貿易総額の4.3%を占めた。2つの地域間の投資プロジェクトの數は現時點で125である。
寧波とCEE諸國は教育、文化、観光および物流を含む他の部門においても協力を進めた。
リュウ副市長の説明によれば、博覧會は會議、フォーラム、展示および文化交流の形式で16の行事を提供する。博覧會では、広さ8萬4000平方メートルの展示スペースにCEE諸國の257企業の310ブースが設置される。
博覧會では経済および貿易に関する閣僚級會議も開催される。中國およびCEE諸國の閣僚が貿易、投資、金融、eコマースおよび中小企業に関して突っ込んだ議論を行う。
商務省歐州部(Department of European Affairs)のユウ?ユアンタン副部長は「中國は世界により広く開きつつあり、われわれは閣僚會議が2つの地域の関係を深化し相互協力を促すことを期待する」と述べた。
第4回China-CEEC博覧會とともに、第20回中國浙江貿易投資會議(China Zhejiang Investment & Trade Symposium)と第17回中國國際消費品博覧會(China International Consumer Goods Fair)が寧波で開催される。
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ソース:Information Office of Ningbo Municipal People's Government