臺北, 2016年9月20日 /PRNewswire/ -- 2016年Global Talent Design Festival(GTDF)は今年の臺灣國際學生デザインコンペティション(Taiwan International Student Design Competition、TISDC)の影響力と重要性を一段と高めるものになる。溫世仁文教基金會(Sayling Wen Cultural & Educational Foundation)と看見臺灣基金會(iSee Taiwan Foundation)の後援を受け、今回で2年目になるGTDFは前回に引き続き、臺灣でクリエーティブアートやデザインを専攻する學生の才能を世界から招かれたオーディエンスの前で披露し、後押しするものと期待されている。
2016年のGTDFは5大陸から15の國內、地域団體を網羅するというかつてない規模の參加を見ることになり、これによりTISDCは學生の國際デザインコンペとしては世界最大規模のものになった。2016年GTDFとTISDCは共に提攜し、世界のオーディエンスに向け、臺灣の美を取り上げ、輝かかそうとする臺灣デザイン業界の一助になろうとしている。
▽世界15の著名デザイン団體が臺灣の美を発見するために集合
看見臺灣基金會と溫世仁文教基金會は2015年TISDC時における共同プロモーションが目覚ましい成功を見たことを受け、2016年GTDFの規模を拡大している。
両基金は世界15の著名デザイン団體を招待することにしているが、その中にはブルノ?ビエンナーレ協會、グッドデザイン?オーストラリア、インデックス:人生を向上させるデザイン、日本デザイン振興會、デザイン?ビジネス?チャンバー?シンガポール、ドイツデザイン評議會が含まれている。これら団體の代表は臺灣滯在中、2016年TISDCの最終選考パネルに參加、臺灣の教育機関との意見交流、その他多くの行事に參加する予定。
2016年GTDFは10月スタートの予定で、臺灣各地の大學で國內外の著名デザイナーによる講演、世界からのTISDC參加者に向けた臺灣文化の紹介イベントの開催、國內デザイン業界に向けた最先端デザインに関する考え方の紹介などを行う。
これらのアクティビティーは両基金が目標とする國際デザイン界における臺灣の地位の向上、臺灣獨自の文化、遺産の世界に向けた発信の達成を狙いとしている。
▽臺灣に世界デザイン界のスポットライト:2016年TISDCに記録的な1萬4000件の參加申し込み
看見臺灣基金會、溫世仁文教基金會の両基金はTISDCを後援する上でデザイン関連イベントやアクティビティーにより多くの青年を巻き込むことを具體的な目標にしている。その狙いは今年參加申し込み數だけでなく、本年度のコンペに參加する國?地域が大幅に増えたことで達成された。
TISDCへの參加申し込みは2008年の662件から2015年には7984件に増えている。今年の2016年TISDCには去年の倍近い1萬4858件の申し込みが受けつけられており、前年比では86%の増加になる。世界中の學生デザイナーの強い支持を受け、TISDCは世界最大の學生デザインコンペになった。
さらに、プロダクト?デザイン、ビジュアル?デザイン、デジタル?アニメーションなどコンペの各カテゴリーとも申込數が激増しており、デジタル創作、メッセージの明暸性、特色のあるスタイルなどを志向する世界のデザイン潮流を反映したものになった。
國別のTISDC參加數も、2008年當初の9カ國から今年の69カ國へと大幅に増加した。実際、2016年TISDCへの參加申し込みのうち、61%は臺灣以外からだった。このことは世界のデザイン學校の學生やデザイン団體がTISDCを尊重していることの反映である。
看見臺灣基金會は臺灣文化の美やデザイン性にスポットライトを當てる努力の一環として、今年から「新テーブルウエア時代:臺灣食卓用金物デザイン賞」を新たに後援することにした。この特別分野賞には臺灣、中國、シンガポール、インド、ロシア、イスラエル、その他の國から621件の応募があった。看見臺灣基金會はこの賞をてこに臺灣獨自の食卓用金物にスポットライトを當て、臺灣の美をさらに國際的に推進しようと考えている。
▽溫世仁文教基金會について
同基金の現在の會長であるテッド溫(ウエン)氏は基金の3大核心原則として教育、革新、気配りを挙げている。同氏のビジョン「人道的な獻身と革新的な思考を併せ持つ心溫かな社會を育む」はこれらの核心を元にしている。同基金はそれを推し進めるため4つを柱にしている。すなわち、小中學校生徒に中國文化を教えること、専門學校生および大學生のキャリア?スキルやチームワーク精神を強化すること、コミュニティーにおける生涯教育を推進すること、そして臺灣の競爭力を上げるためサービス革新を提唱することである。臺灣が高度な「サービス経済」に向けて発展する中、同基金は4つの柱を推進するための努力を惜しまないとしているが、その狙いはサービス分野の才能を育て、臺灣の競爭力を強め、臺灣が変革を遂げるに當たり主要な役割を果たすことにある。
▽看見臺灣基金會について
同基金は2003年、溫世仁氏によって創設された。テッド溫氏は2008年に會長になったおり、基金のビジョンを文化、観光、革新の3核心領域で「世界が臺灣を見るために不可欠なポータルになる」と定めた。看見臺灣基金會は2つのミッションを持つが、1つは臺灣獨自の個性や遺産を世界に向けて売り込むこと、2つ目は世界を臺灣のサービス市場にすることである。同基金は臺灣の文化や、その親しみやすい人々の性格や土地柄を掘り起こし、まとめ、そして振興することに注力しており、その狙いは臺灣のサービス業界により多くのビジネスチャンスを作ることにある。
▽2016年Global Talent Design Festivalについて
看見臺灣基金會と溫世仁文教基金會は臺灣政府教育部と協力しTISDCの支援を続けている。今年はさらに2016年Global Talent Design Festival(GTDF)にも支援の枠を広げることになった。このフェスティバルでは以下のような一連の新しく刺激的なデザイン関連のアクティビティーが行われる。1)インターナショナル?マスターズ?ジョイント?ユニバーシティー?フォーラム(The International Masters Joint University Forum)世界のデザイン団體の代表を招待し、臺灣の學生や教授と共に現在のトピックを元に雙方向の議論をしてもらい、その過程で臺灣のサービス関連の競爭力にスポットライトを當て、これを推進する。2)インターナショナル?VIP?カルチャーツアー?プログラム(The International VIP Cultural Tour program)TISDCで臺灣訪問中のデザイン専門家を臺灣社會や文化のテーマを深掘りするツアーに招待する。3)インダストリー?ジョイント?レセプション(The Industry Joint Reception)臺灣のデザイン業界にとって盡きせぬ発想の泉であり、臺灣のデザイン競爭力を世界のオーディエンスに向けて発信し、推進する基盤でもある臺灣固有のエレガンスや美にスポットライトを當てる。