【ウーユワン(中國)2015年11月7日PR Newswire=共同通信JBN】中國ウーユワン県石城村は11月13日、カエデの紅葉の最盛期の秋色をめでるため、この地を訪れる観光客の第一波を迎えることになる。この日、域內を走る高速列車で到著する観光客の団體、寫真クラブ、大手メディアの企畫取材記者などのグループが石城村に集合するが、この日はまさにウーユワン県の秋の観光シーズンの到來を告げる日でもある。
寫真キャプション:石城村の白壁と黒瓦の民家と見事なコントラストを見せるカエデの紅葉(Photo - )
ウーユワン県というと、多くの人々の心に浮かぶのは春の山野に広がる金色のセイヨウアブラナの花である。だが毎年11月、石城村ではカエデの紅葉のさまざまな色合いが頂點に達する數日間を迎える。カエデの紅葉は、次第にこの県を訪れる人々にとってもう1つの同県を象徴するものになってきた。
石城村はこの村落への入り口にある巖石の囲壁にちなんで名付けられている。巖壁の両側には古木や名木が數多く生い茂り、中でも最も印象深いのは村の中に點在する家々の屋根よりはるかに高く、35メートルを超してそびえ立つ約100本のカエデである。白壁と黒瓦が特徴の民家は、中空にきわだって高く立つ木々を背景にすると、さながら積み木のおもちゃのように見える。
石城村はまた、11月10日から月末までの秋の紅葉最盛期にはアマチュア寫真家の天國になる。カエデの燃え立つような紅葉、木々の幹を取り巻くようにグレーの朝霧、臺所の煙突から朝に立ち上る煙がこの村を秋の妖精の國に変えてしまう。同村は中國の報道機関によって、「中國で最も人気のある紅葉狩り観光地」「アマチュア寫真家の天國」としてしばしば取り上げられている。
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