【広州(中國)2012年9月20日PRN=共同JBN】歐州、米國の経済的問題が続いているにもかかわらず、5月に閉幕した第111回広州交易會の數字は顕著な回復力を示した。輸出品契約が若干落ちたものの、新興市場全般にわたり新規ビジネスが大きく成長した。
広州交易會のオーガナイザーは、10月15日の第112広州交易會開催に向けて、このトレンドが継続するよう努力している。一層有利な輸出信用保険と強化された稅関、検査、外為サービスなど政府による振興策が助けとなる。輸出管理コストもまた引き下げられる。中國は外國貿易開発パターンをアップグレードする一方で、輸入の促進を求めている。これらの措置は、交易會のバイヤーや展示者を援助すべく健全な國際貿易環境を維持するよう設定されている。
従來からの歐州、米州市場に加えて、広州交易會への參加者はオーストラリア、ニュージーランド、トンガ、インド、カンボジア、タイ、マレーシア、インドネシアの企業にまでおよんでおり、同地域の産業?ビジネス組織と緊密に協力を継続している。
専門家によると、2010年の正式協定後に始まった中國とASEANブロック10カ國との相互貿易は2015年までに5000億米ドルに達すると見られる。第111回広州交易會では、繊維や電子機器のような製品がAESANからのバイヤーに大変好評だった。マレーシアなどの地域からの食品?飲料製品もまた、広州交易會の國際パビリオンを通じて、中國市場での機會をてこ入れすることになった。
中國とオーストラリア間の貿易もまた堅調だった。オーストラリア?中國ビジネス協議會によると、昨會計年度の両國の貿易額は約1130億米ドルだった。中國はニュージーランドの主要貿易國であり続けており、中國の乳製品に対する需要は同國の貿易黒字を支えている。
フィリピンCITEM(the Center for Trade Expositons and Missions)のエクゼクティブ?ディレクターであるロスビ?ガエトス氏は、今年4月はじめて広州貿易會を訪れた。彼女は交易會の展示や製品の多様さに感銘を受け、広州交易會をフィリピン製品の中國市場への輸出プラットフォームとして使用する意向を明らかにしている。
それは彼女一人ではない。アジア太平洋およびその周辺地域にわたり、バイヤーとセラーは2012年10月15日から11月4日まで開催される第112回広州交易會を心待ちにしている。
詳細は//www.cantonfair.org/en/index.aspを參照。
ソース:The Canton Fair