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上海、2025年7月30日/PRNewswire/ -- 6月末、SANYはジンバブエにおいて、10メガワットの太陽光発電所の建設を正式に開始しました。このプロジェクトは中國の鉱業會社によって実施されており、SANYにとってジンバブエでの初の太陽光プロジェクトであると同時に、アフリカで初めて革新的な「EP+F」ビジネスモデルを採用したものです。このモデルは、エンジニアリング、調達、資金調達を一體化したカスタマイズソリューションで、顧客の資金ニーズに対応します。
本プロジェクトでは、SANYが獨自に開発した高効率710型太陽光モジュールを採用し、先進的なインバーターと高強度の支持架臺と組み合わせています。総設置容量は10メガワットであり、本プロジェクトは2025年末までに送電網への接続が予定されています。稼働開始後は、年間1,800萬キロワット時の発電が見込まれており、ジンバブエの電力不足を大幅に緩和し、地域産業や人々の生活に安定した電力供給を提供するとともに、地域全體の低炭素エネルギー転換に貢獻することが期待されています。
SANY Silicon Energyによる初の「EP+F」ビジネスモデルとして、本プロジェクトは今後の國際的な再生可能エネルギー協力に向けた再現可能な枠組みを提供するものです。このモデルは、顧客の資金的負擔を大幅に軽減することで、新興市場におけるクリーンエネルギー導入の可能性と実現性を高めています。顧客は、マイクログリッド、電動トラック、EV充電インフラなど、より広範な分野における今後のSANYとの協力に対して強い期待と信頼を示しました。
これは、SANYにとってアフリカでの初めての太陽光発電プロジェクトではありません。2024年末、SANYの鉱山向けマイクログリッド発電プロジェクトがザンビアで4か月の建設期間を経て送電網に接続され、アフリカ初かつ最大規模の単一ユニットによる「太陽光+蓄電+ディーゼル」プロジェクトとなりました。すでに稼働を開始している本プロジェクトの第1フェーズでは、年間約1,600萬キロワット時の電力を発電でき、顧客にとって2,000萬元以上の電力コスト削減につながっており、これは総生産コストのおよそ30%を占めています。この畫期的な実績に続き、SANYはザンビアで3件のマイクログリッドプロジェクトを相次いで締結し、アフリカのエネルギー転換に貢獻しています。
アフリカとの23年にわたる友好関係を経て、SANYの同大陸との協力関係は、単なる機械設備の取引を超え、より持続可能なパートナーシップへと進化しています。現在、SANYは15の子會社を擁し、30か國以上に支社を展開しています。信頼できる13のディーラーによる支援のもと、SANYの機械は50以上の國と地域で稼働しています。一方で、SANYは現地の発展と人々の生活向上にも継続的に取り組んでいます。アフリカでは、従業員の50%以上が現地採用であり、5,000人以上の雇用創出に貢獻しています。今後もSANYは、自社の技術力と経営力を活かして強固な現地サプライチェーンの構築を進め、アフリカのグリーンエネルギーおよび経済成長を力強く支援していく方針です。