ハイデラバード（インド）, 2025年5月12日 /PRNewswire/ -- Coal India Limited（CIL）は、AM Greenが建設予定のグリーン?アンモニア施設に対し、最大4500 MWのカーボンフリー?エネルギーを段階的に供給する計畫を発表しました。実現すれば、世界最大級の再生可能エネルギー契約となります。これは、CILがインド全土での設置を目指す太陽光発電と風力発電の組み合わせによるものです。この取り組みは、クリーンなエネルギー?ミックスの実現およびネットゼロ排出への移行というインドの國家目標と一致しています。

5月7日には、再生可能エネルギーの長期的な供給および調達に関する正式な非拘束型の覚書（MoU）が両者の間で締結されました。

容量は、太陽光発電が約2500 MWから3000 MW、風力発電が約1500 MWから2000 MWと見込まれており、総投資額は約2兆5,000億ルピーになると推定されています。風力発電プロジェクトの候補地については、インド南部の各州で調査?検討される予定です。太陽光発電所については、グジャラート州やラジャスタン州など、日照に恵まれた地域から選定されます。 

AM Greenは、CILから供給されるこの2種類の再生可能エネルギーを揚水式水力発電と組み合わせ、AM Greenの施設に対して安定したグリーン?エネルギーの供給を実現します。

「今後しばらくの間、インドで拡大するエネルギー需要を支えるのは石炭ということになりますが、私たちはよりグリーンで持続可能な未來の構築に積極的に取り組む方針です。これは、インドの統合型エネルギー供給企業となるという當社のコミットメントと一致するものです」とCILのP M Prasad會長は述べています。

インド有數のエネルギー転換ソリューション企業、Greenkoの創業者らが推進するAM Greenは、2030年までにグリーン?アンモニア年産500萬トン（MTPA）を目指しています。これは、約1 MTPA（年産100萬トン）のグリーン水素に相當し、インドの「National Green Hydrogen Mission」におけるグリーン水素生産目標の5分の1を占める規模です。

ハイデラバードに拠點を置く Greenko Group および AM Green の創業者である Anil Chalamalasetty 氏は次のように述べています。「世界最大級のカーボンフリー再生可能エネルギー供給契約をCILとの間に提攜できることをうれしく思います。當社は、グリーン水素、グリーン?アンモニア、その他のグリーン分子の生産において、世界で最もコスト競爭力のあるメーカーの1つになることを目指しています。」

この合意書には、CILからはGM（E&M）のSudarsan Bora氏、AM Green側からは事業開発部門の上級副社長Shatanshu Agrawal氏が署名しました。署名式には、CILのP M Prasad會長）、CILマーケティング擔當取締役Mukesh Choudhary氏、CIL GM（MM & Solar）Anil Kumar氏が出席しました。

AM Green について：

AM Greenは、Greenko Groupの創業者によって推進されています。Greenko Groupは、再生可能エネルギー資産の構築?保有?運用において高い専門性を持つ、インド有數の再生可能エネルギー?コングロマリットです。現在、24時間體制の電力供給を競爭力のある価格で実現するという目標のもと、Greenkoは大規模なクローズドループ型揚水発電プロジェクトを開発中です。

持続可能な航空燃料、グリーン?アンモニア、グリーン水素、グリーン化學品、バイオ燃料の生産に特化した新たなエネルギー転換プラットフォームとして、同社の創業者たちが立ち上げたのがAM Greenです。これらの取り組みは、技術提攜や各種サービスの展開を可能にするため、専門子會社を通じて體系化されています。

AM Greenは、グリーン化學品、グリーン水素、バイオ燃料の生産を主導しながら、インド國內の複數の拠點でグリーン?アンモニアの生産拡大に強くコミットしています。同社は、2030年までにグリーン?アンモニア5 MTPA（年産500萬トン）を目指しています。これは1 MTPA（年産100萬トン）のグリーン水素に相當します。この規模は、インドのグリーン水素生産目標の20％、歐州の輸入目標の10％に當たり、世界の脫炭素化およびインドのネットゼロ目標に大きく貢獻するものです。

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