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2023年には手術治療および非手術治療の合計件數が3.4%増加し、3490萬件に上りました。
マウントロイヤル、ニュージャージー州, 2023年6月13日 /PRNewswire/ -- 國際美容外科學會(ISAPS)は今週、カルタヘナで開催されたISAPS世界會議で、美容外科手術に関する年次グローバル調査の結果を発表しました。それによれば、外科手術は5.5%増加し、美容外科醫が執刀した手術件數は1,580萬件以上、非外科的施術は1,910萬件に上りました。過去4年間の全體的な増加率は40%です。
美容外科手術
脂肪吸引は、2022年同様、2023年においても最も一般的な手術方法で220萬人以上、次いで豊胸、まぶたの手術、腹壁形成術、鼻形成術となっています。最も人気のある非外科的施術は、ボツリヌストキシン注射、ヒアルロン酸注射、脫毛、非外科的スキンタイトニング、痩身です。
顔と頭部の手術はいずれも前年比で顕著な増加を示し、手術件數は650萬件を超え、19.6%増加しました。最も多かった手術としては、まぶたの手術が170萬件以上で24%増、鼻形成術が110萬件で21.6%増、唇にボリュームを出す手術/口周りの整形手術が90萬件で29%増でした。胸の手術件數は410萬件(-5%)、胴體と手足の手術件數は510萬件(-0.4%)でした。
脂肪吸引は、豊胸手術に代わって女性に最も一般的な手術方法となり、件數は180萬件、2021年と比較して29%の大幅な増加となりました。まぶたの手術は、脂肪吸引に代わって男性に最も人気のある手術法になりました。
豊胸手術(全手術のうち53.7%)と鼻形成術(65.8%)を受ける人は、ほとんどの場合18~34才の間に手術を受けるというデータがあります。一方、ボツリヌストキシン注射は35~50才(全施術のうち49%)の人たちの間で最も人気があります。
ボツリヌストキシン注射は、男性と女性の両方にとって、そしてすべての年齢層にわたって最も一般的な非外科的施術であることに変わりなく、世界中の整形外科醫によって880萬件のボツリヌストキシン注射が行われています。第2位はヒアルロン酸施術で、29%増の550萬件でした。
グローバル調査の編集者であり、イタリアの形成外科醫Gianluca Campiglio博士は、今回の調査結果について、次のようにコメントしています。「美容外科手術の総件數の85.5%は女性に対して行われていますが、増加率では男性に対する手術のほうが高い數値を示しています。これは主に顔と頭部の外科手術が18%増加したことによるものです。」
最も多くの手術が行われたのは米國で610萬件超、次いでブラジルが330萬件でした。
詳細な調査結果はこのサイトでご覧頂けます。
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