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需要に応えて対応可能なデバイスや機能の種類を拡大
Connectivity Standards Allianceが制定する、コネクテッドデバイス/スマートホームテクノロジー向け統一規格「Matter 1.2」のリリースを受け、UL Solutionsは、新しいタイプのコネクテッドデバイスを製造するメーカー向け試験の提供を開始します。
ノースブルック(米イリノイ州), 2023年12月20日 /PRNewswire/ -- 応用安全科學の世界的リーダーであるUL Solutionsは26日、Connectivity Standards Alliance(CSA)のコネクテッドデバイス/スマートホームテクノロジー向け統一規格であるMatterに対応する試験機能を拡充したと発表しました。アップデート版Matter 1.2のリリースに伴い、新たなデバイスや機能の試験にも対応できるよう體制を整備したものです。今回Matter 1.2で新たにサポートされることになったデバイスは、洗濯機、冷蔵庫、食器洗い機、ルームエアコン、ロボット掃除機、空気質センサー、空気清浄機、煙?一酸化炭素警報器、扇風機となっています。また、エンドポイント構成やセマンティックタグ、新しい斷続的接続型デバイスの監視、動作狀態クラスタのメカニズム改善、テストハーネスやコントローラーテストケース、スクリプトのさらなる自動化といった機能強化など、コア仕様の変更も導入されています。
Matterは、デバイス間の通信や互換性についてプラットフォームに依存しないアプローチを取るなど、業界とユーザー雙方に利點がある規格であり、テクノロジー業界の主要企業から支持を集めています。UL Solutionsはこれまでも、Bluetooth(R)、Zigbee、Threadといったテクノロジーに対応する試験機能を備えていましたが、CSAが2022年10月にMatterを制定して以來、CSA認定サードパーティーのテストハウスとして、Matter対応のコネクテッドスマートデバイスの試験にも対応してきました。
UL Solutionsでコンシューマー?醫療?IT用スマートソリューショングループのディレクターを務める、Maan Ghanmaは次のようにコメントしています。「UL Solutionは、今回Matter 1.2で新たにサポートされることになったデバイスを製造開発する企業が、業界全體で協働し、ユーザーにとってのメリットとなる互換性を実現していけるよう支援します。この統一規格が対応範囲を拡大し、新しい機能やデバイスにもサポートを広げていくなか、當社も試験機能の拡充を図り、インターネット?オブ?シングス(IoT)製品メーカーのMatter規格採用が成功するよう、継続的な支援を強化する所存です」
Connectivity Standards Allianceの認証?試験擔當ディレクターのJon Harros氏は次のように述べています。「UL Solutionsは、Matterの開発と立ち上げ當時からの重要なパートナーであり、コネクテッドスマートデバイスの試験に関する専門知識を提供してきてくれました。Matter 1.2のリリースにより、Matter対応デバイスの試験需要が増加していること、そしてUL SolutionsのCSA認定研究所でのMatter試験機能が拡充されていることをうれしく思います」
UL Solutionsについて
安全科學における世界的リーダーとして、UL Solutionsは、100カ國以上のお客様に向けて、安全性、セキュリティ、サステナビリティに関する課題を機會に変える支援を提供します。UL Solutionsは、試験、検査、認証サービスや、関連するソフトウェア製品およびアドバイザリーサービスを提供し、お客様の製品イノベーションやビジネスの成長をサポートします。UL認証マークは、お客様の製品の信頼性の証として認知されており、安全性に関する我々のミッションを推進するという揺るぎないコミットメントを反映しています。お客様のイノベーション、新製品およびサービスのリリース、グローバル市場への展開や複雑なサプライチェーンへの対応を支援することで、將來に向けてサステナブル、かつ、責任ある方法で成長を実現するためのサポートを提供します。我々の科學的知見をお役立てください。
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